エアコンが故障又は異音等がする。家電量販店やメーカーの保証期間内で、
お金掛からないからとりあえず点検依頼をしよう。って方がいます。
しかし保証期間内であっても必ず無償になる訳ではございません。
では有償と無償対応になる判断はどこなのか?を書いていきます。
それを知ることで無駄な出費を抑えられればと思います。
結論、部品故障なら無償、それ以外は有償となります。
詳しく書いていきます。
無償の条件は上記の通り部品が故障していることです。
有償になるのは、お客さん自身で壊してしまった場合、お客さんの手入れ不足、機械の取り扱いのミスや勘違い、
エアコンの制御を故障と勘違い(説明書を読めば解決する)等、要は部品故障ではない場合です。
(手入れ不足 例 /室内機からバサバサと音がする→エアフィルターの埃、汚れによる目詰まり)
(取り扱いミス 例 /勝手にエアコンが作動したり止まる→お客さんのリモコン操作によってタイマーが入っていた)
(制御 例 /暖房中にエアコンが度々止まる→故障ではなく制御の霜取り運転による機械の一時的な停止)
上記のような部品の故障ではない場合は保証期間内であっても有償になります。
ここからは余談になりますが
先日食品工場のエアコン点検依頼に伺いました。取り付けして半年以内のエアコンでした。
「依頼内容は室温の調整が出来ていない。部屋の温度を15℃にしたいのにずっと10℃以下なんだ」とのこと。
しかしお客さんのエアコンは冷房専用機なので暖房は使えません。
従ってこのエアコンで室温を上げることは出来ない旨を説明したところ、
とりあえず納得してくれました。そして部品故障ではないので有償になりますと告げましたら激怒してました。
その後の料金に対する対応は事務員に引き継いで任せました。
お客様は自分で冷房専用機を買い、説明書を読まず点検依頼をし、お客様の勘違いによって
コンタクトセンター、事務員、サービスマンが動いているのに、
それを怒りながら無償にしろというのは、私的には、いかがなものかって感じです。笑
しかし誰にでも勘違いやミスはあるのでそこの点は仕方ないですけどね。
上記のように無償だと思って点検依頼をしたのに有償だったことに激怒する方が結構いらっしゃいます。
一人でも多くの方が、保証期間内でも有償になる場合があることを知ってもらえればと思います。
症状によっては故障なのか正常なのか判断に迷うことがあると思います。
その時はコンタクトセンターに技術者がいるので、その人に相談するのも手ですね。
今日はここまで。
ありがとうございました!