今回はダイキン製のルームエアコンでU0とF3エラーが出た場合の対応について書いていきます。
U0とF3エラーの点検依頼は決して少なくないです。
保証期間が残っていて無償で修理が出来る可能性があります。
是非この記事でその対応について知っていただければと思います。
ダイキン製ルームエアコンのメーカー保証はエアコンを取り付けた日から数えます。
●取り付けてから電気系統は1年(基板やモーター、温度センサー等)
●冷媒系統は5年の保証があります。(冷媒系統とは/
エアコンは冷媒(ガス)を使って熱交換をして、温風や冷風を出します。そのガスの通り部を冷媒系統と呼びます)
U0、F3エラーは何の不具合なのかと言いますと、ガスが漏れてるよって内容です。
なので5年以内であれば無償で不具合部品の交換が出来ます。しかしそれには条件があって
メーカーの部品からガスが漏れていることが無償対応の必要条件です。
ガスが漏れる可能性があるのは主に3か所あります。
室内の熱交換器と
(熱交換器とはエアフィルターを外すと銀色の金属製の部品があります。それが熱交換器です)
室内フレア、室外フレアの3か所です。
(フレアとは室内機と室外機を結ぶ配管の繋ぎ目の事)
その3か所の内、保証の対象になるのは室内機の熱交換器のみになります。
なぜ他の2か所(フレア)は保証じゃないのかと言いますと、メーカーの部品ではないからです。
従って点検の結果、メーカー部品以外の箇所からガス漏れが発生していた場合は有償になります。
なので必ずしも5年以内なら無償とは限りません。
ちなみに取り付けして1年以内でU0,F3エラーが出た場合は大半が施工不良であるフレアからのガス漏れになります。
しかし見た目では何処からガス漏れしているかは分かりませんので、とりあえず点検をする必要があります。
どこに点検を依頼するかの目安は、エアコンを取り付けて2年以内でガス漏れエラーが出た時は取り付け業者へ
それ以外はダイキン工業に点検依頼をするような流れが良いと思います。
勿論2年以降でも最初に取り付け業者に点検依頼をしても構いません。
室内機の熱交換器からガス漏れが発生した場合に掛かる金額は、グレードによって変わりますが
おおよそ8万から10万円程です。凄く高いですよね?下手したら新品のエアコン一台買えちゃいます。
取り付けから5年経つ前に、春や秋のあまりエアコンが必要ない時期でも運転確認をして、
ガス漏れエラーが出ていないか確認することを勧めます。
ちなみに運転確認は、寒い日は暖房30℃、暖かい日は冷房18℃で1時間以上行って下さい。
ガス欠のエラーは暫く運転をしないと出ません。
今日はここまで。
お金勿体ないので無償で修理が出来る内に修理しちゃいましょう。
ではまた!